シャーマニズムは、ヴィジョンを伴う技法の伝統です。
自然界の聖なるもの「スピリット」とつながるために、通常の意識状態とは違った意識状態を利用する古代からの智恵です。
聖なる領域に旅をする能力に長けた人物が、コミュニティの中で「シャーマン」としてその役割を果たしてきました。
シャーマンは、意識状態を変化させ、聖なる領域に旅をし、大いなる意図について人々に伝えます。
また治療者でもあり、病いを癒し、人々の失われた精神を取り戻す役割として存在してきました。
シャーマンは、隠された世界へと旅をし、人々にとって意外な事実を持ち帰ってきます。
北米先住民であるネイティブアメリカンの間では、意識状態を変化させるためにドラムを用います。
「ネイティブアメリカン・ドラム」、「シャーマン・ドラム」と呼ばれる太鼓です。
ドラムのリズムは、私たちが普段感じることのない世界に触れることを助けます。
シャーマニック・ジャーニー。
ネイティブアメリカン・ドラムの音の中での意識変容の旅。
現実と隠された世界とを自由に行き来する。
シャーマニズムの技法の特徴です。
旅の中で、さまざまなヴィジョンが私たちの前に現れます。
過去の出来事、現在の状況、流れ、つながり。
これらが持つ本来の意味がヴィジョンを通してあなたを訪れます。
聖なる領域に触れる際の手順と約束事を守り、体験を重ねることで、誰もがシャーマニックな感覚を蘇らせることができます。