シャーマニズムについて

ラトル – 手作り その2 –

昨日、ラトル作り2日目。
皮は乾燥して、硬くなっています。
まずは形を整えるためにラトルの中に詰めていた砂を取り出します。

次は持ち手の加工。
長さを調節し、ラトルにフィットするように削ります。

中に入れるのは、乾燥させたとうもろこし。
ネイティブアメリカンの作るラトルでは、よく使われます。

形が整ったので、装飾していきます。
ラトルに絵を描いたものも多いのですが、今回は絵は無しで。
皮の素材、毛糸、羽などで飾り付けます。
特別にバッファローの皮も用意しました。

私の場合は、完成した形をイメージせず、スピリットと対話するように作っていくのが大好きです。
製作中はかなり雑然としていますが、この時間が楽しいですね。

この羽はここに刺すようになっていたんだ。
この皮の余分な部分はここを隠すために余っていたんだ。
そうして最後は予想もしなかったものに仕上がります。

ラトルは、ある状態から変化を起こすためにさまざまな地域で用いられてきた道具。

変化への期待、その雰囲気を作り出します。
乾燥したひょうたんや生皮から作られ、中に種子・豆・小石・クリスタルなどが入れられます。
振ると「ガラガラ」と音が鳴ります。
(ラトル=ガラガラという音がするもの。ガラガラヘビが英語でラトル・スネークと呼ばれるのはこのためです)

ラトルは現実とスピリットの世界をつなぐものとして機能します。
場の浄化、祝福、身体の浄化、祈り、変容などを助ける道具です。

リクエストをいただいたので、次回はこの辺りの具体的な使い方をお伝えし、シャーマニズムで行われる「祝福の儀式」の体験も含め、ひょうたんでラトルを作成するワークショップを行います。
(皮で作成するワークショップは来年に!)

ラトル - 手作りワークショップ –
2019年12月23日

https://www.facebook.com/events/2466432490264395/

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