シャーマニズムについて

シャーマンの世界観 〜シャーマニック・ジャーニー〜

シャーマンの世界の捉え方は、驚くべきことに世界中の先住民の間で共通しています。
しばしば世界樹として表現される、異なってはいるが、相互に影響を及ぼし合っている3つの世界があるという宇宙観です。

地球の表面の下に存在する、下の世界。
ローワー・ワールドと呼ばれ、根に比定されます。

空より上に存在する、上の世界。
アッパー・ワールドと呼ばれ、枝に比定されます。

私たちが通常の人生を送る世界と並行に存在する中央の世界。
ミドル・ワールドと呼ばれ、幹に比定されます。

シャーマンは、叡智、パワー、理解のため、この3つの世界に意識の旅をする技術を身につけています。
これら3つの世界でのスピリットとの交流は、それぞれの世界で特徴的な体験をもたらします。

北米先住民はこれらの世界へインディアン・ドラムの助けを借り、旅をしてきました。
その旅は「シャーマニック・ジャーニー」と呼ばれます。

インディアン・ドラムの音の中で、普段は触れることのない世界へと、自らの意志で意図を持って旅をします。
旅は、まるで映画の主人公になったような、リアルな感覚のある体験です。

この旅の体験が、あなたと周りの人々に調和と安定をもたらす基になるのです。

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